■事業計画 公有地を定期借地したまちづくり発信型コーポラティブ住宅
本エリアのまちづくり委員会による地域への定住魅力ある多様な住宅供給の一環として位置づけられたプロジェクトです。大阪市による公有地(50年の定期借地)募集を契機に、ワークショップなどによって参加のプロセスを感じながらまちとの関わりを創出し、参画した人々の顔が見えるまちづくり発信型のプロジェクトを企画・提案しました。
■建築計画 つながりのある曖昧な関係性
隣接住戸が南側に接近する間口75m奥行10.5mの東西に細長い不利な敷地条件の下で、計画の要件としては、@長屋建とし独立性の高いむしろ戸建て住宅に近い感覚を要すること。Aコミュニティ形成に寄与する共有部を確保すること。B建物とまちの関係や建物内の財産区分された明確な境界領域をつながりのある曖昧な関係にすることを計画の主題としました。
各戸は専属建築家による自由設計とし、ラーメン外への外壁の飛び出しを自由にし、北側壁面に各戸の特徴を表出させています。参加メンバーが全員入居できるように中央住戸の屋上を共用スペース利用し、利用床部分はこの住戸に利用権として還元させました。屋上庭園へは、各住戸よりそれぞれの階段で上がり、「立体ロージ」でアプローチします。
<2004年大阪市ハウジングデザイン賞受賞> |